主婦におすすめ資産運用:株式投資編 その1 概要と銘柄の見方・スマホアプリの使い方

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投資信託での説明を開始しましたので、今回は株式投資について書いていきます。主婦でも分かる資産運用の記事を目指し、概要と口座開設、スマホアプリ(楽天証券)の使い方について説明します。

※ここで記載している投資は全て元本割れリスクがあります。投資は自己責任!!

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ヨッピーノの最近の状況

ヨッピーノは1社目に入社して2年目に30万円で株式投資を開始したのを今でも覚えています。当時の会社の先輩とチャットやたばこ休憩の時に情報交換をしながら、IPO(新規公開株:当時は人気のある株は抽選となり、購入できれば儲かるのは間違いなく、初値は公開価格から少なくとも1割、多いときで1.5倍や2倍以上になっていました)の話などで盛り上がっていました。
その後、デイトレードや短期投資で10年くらいは取引をしていましたが、東日本大震災を機に在宅での仕事が続いたため、FXに手を出し失敗。。。トータル数百万円を失いました。おそらく株で儲けていたのは100万円から200万円なので、トータルではマイナスですね。当時は、年間10%以上の利益率で株式投資は成功していましたが、お金遣いが荒い生活(一晩で飲み代に数万円を使うのを月に何回も)をしていましたので、投資金額は100万円から増えることもなく、減ることもなかったです。
株式投資を行なっていた時に感じたのは、ちゃんと情報をとりアンテナを高く(当時は日経ビジネスを毎週読み切っており、テレ等のWBSを見るのが習慣になっていました)していると失敗することはないということです。JALが上場廃止になった時や東電の株が暴落した時等、全て儲けを出して逃げ切れています。株式投資、特に中期取引の投資は世の中の情勢を見ながら、その会社のことを調べ、更にはデイトレーダーや海外投資機関の動向を見るのが大変ですが、一定の利益率が出せる良い投資です。一方でFXはギャンブルだと思っていますので、今はやめ外貨積立に切り替えています。
その後たまに気づいたときに株やFXを行なうということをしていました。

ここまで書いてきたのは、デイトレードや短期取引の発想で、今は優待目的の投資に切り替えています。

主婦におすすめなのは、優待目的の投資です。

株式投資の【用語】

●デイトレードとは、デイトレーダーとは

デイトレードとはその日のうちに売買を行い損益を確定する投資手法。デイトレーダーとはデイトレードを行う人のこと。

●短期取引とは、中期取引とは、長期取引とは

ヨッピーノの感覚では、短期取引とは数日から長くても3ヶ月以内で売買を完結。中期取引とは1年未満、長期取引とは1年以上と思っています。

●FXとは

外国為替取引の意味で、簡単な概要をこちらのページに記載しています。分かりづらい点は今後解消できればと思いますので、ご容赦ください。

●IPOとは(新規公開株)

Initial Public Offeringの略。新たに上場する会社の株が買えるようになること。新たに上場する会社の株は、取引ができるようになる日が設定され、その会社の株価が公開価格としてこれも設定され、公開価格で購入する権利は事前に申し込みによる抽選で決定されます。株式の取引ができるようになって最初についた値段(最初に取引が成立した価格)を初値と言います。株式取引は需要と供給のバランスとなり、株を売る人がいなければ株価は上がり、株を買う人がいなければ株価は下がります。初値はその売りたい人と買いたい人の数が同一となった価格で決定されます。

●制限値幅とは

株の取引きは買いたい人と売りたい人の値段が一致したところで決定されます。競りみたいですね。競りと違うところは買いたい人がとても多かった場合には価格が上がって取引が成立しないシーンが出てきます。その場合、前日の終値を基準として、東証の場合には下表(一部のみ記載)のように基準価格に対して値動きの上限が設定されています。例えば前日終値が120円の株は最大150円にしかなりません。その逆もしかりで下限は90円となります。その上限/下限の金額のことをストップ高/ストップ安と言います。IPOの場合は何日もストップ高が続き1週間以上取引が成立しないこともあります。

基準価格 制限値幅
100円未満 ± 30円
200円未満 ± 50円
500円未満 ± 80円
700 円未満 ± 100円
1,000円未満 ± 150円

●資本金とは

みなさんがよく見かける株式会社は、資本金を準備する必要があります。資本金はその会社の損益とは関係ありませんが、事業に対する投資や運転資金として利用できます。何かあった際に資本金が少ないとすぐに倒産という可能性がありますので、特に会社を作ってすぐの段階ではその会社の信用(倒産リスクがないか)の指標の一つとなります。無事に事業が軌道に乗ってきて、信用が上がれば、資本金を見られることは少なくなるでしょうが、やはり会社同士の取引を行う際に、1,000万円以上の資本金となっているかは気にします。

●上場とは

上記の資本金は通常知っている人のみが出資(「資」本金にお金を「出」す)することができますが、会社がある一定規模以上となるともっと大きな事業への投資が必要となります。その時により多くの出資をしてもらう一つの方法が証券取引所で株式を買ってもらう方法です。証券取引所で株式の売買ができるようになることを上場と言います。

●市場とは

証券取引所は複数ありますが、その中でもそこで取引するために会社に対する一定の基準や取引できるルールがあり、それを「市場」と呼びます。証券取引所の種類は、東京証券取引所、通称「東証」、大阪証券取引所(大証)、名古屋証券取引所(名証)、福岡証券取引所(福証)、札幌証券取引所(札証)があり、その中の市場として東証の中に第一部、第二部、JASDAQ、マザーズが、他の証券取引所でも複数の市場があります。と、ここまで書いてて申し訳ないのですが、この話だけでもブログが一つ書けそうなのと、市場の種類については株式投資する上で特に気にする必要がないと思いますので、ここまでとします。

●銘柄とは

有価証券の商品の名称を指しますが、株の取引きの場合は、その会社名を示します。

株式投資とは

上場した会社の株式を売買することで利益を目指す方法です。利益の出し方は大きく以下3つの方法があります。

・値が上がり益:株を買った時よりも株価が上がった時に株を売って利益を得る方法です。気を付けなければいけないのは、株の売買を行なう時には証券会社の手数料がかかります。楽天証券では一例ですが、1回の売買の代金が20万円から50万円までは 275円(税込)とそんなに高くないです。松井証券は1例ですが1日の売買代金が50万円までは0円、100万円までは1,100円(税込)と会社によって手数料の取り方や金額が違いますね。

・配当金:会社によって、年に0回、1回、2回、利益が出た分を株主に還元します。そのことを配当と言います。利益が出たからと言って必ず配当を行なう訳ではなく、今年配当が出たから来年出る訳でもありません。金額も会社の考え方次第となりますが、配当を得られる会社は長期的に見ると株での運用で確実に利益を出すことに繋がりますのでチェックした方が良いでしょう。チェック方法は後ほど説明します。

・株主優待:こちらも配当金と同様に年に0回、1回、2回と会社の考え方によって株主に現物もしくは商品券等で還元します。優待を行っている会社は自社商品の割引やプレゼントを行うことが多いです。ヨッピーノはその優待を現金に置き換えた時にどの程度の利益率となるかを計算し、配当金と合わせて年間利益率がどの程度になるのかを考慮し、株を購入しています。

       

株式投資の始め方

・証券会社での口座開設
投資信託の時のブログにも書いていますが、口座の種類として、「特定口座」と「一般口座」があります。これは確定申告に関わる重要な選択となります。特定口座は証券会社が1年間の取引内容をまとめてくれて、一般口座は自分自身でまとめる必要があります。特に一般口座で利益が出た場合、確定申告は必須となりますが、学生や主婦(夫)の場合は扶養控除のことを考え、一般口座でもよい場合があります。
また、特定口座では、「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」があり、源泉徴収ありの場合は確定申告をしなくとも自動で納税されますが、損失が発生した出た場合は確定申告をしておくことで3年間繰り越すことが可能です。源泉徴収なしの場合は確定申告が必要となります。
ヨッピーノは確定申告を毎年行っていますが、投資での確定申告は手間が増えるので、「特定口座」の「源泉徴収あり」で運用しています。
・入金
楽天証券の場合、口座開設後、証券口座のWeb画面でログインし、各種投資の種類がバー(横に並んで表示)があるので投資信託を選択し、入金ボタンから入金操作を行います。先に入金しなければ投資信託の商品を購入できません。
ヨッピーノの場合、楽天銀行と連携(マネーブリッジ)することで入金の手間を省いています。マネーブリッジは楽天銀行に預けているお金を楽天証券から自由に使えるようにする仕組みです。
マネーブリッジの申し込みはこちらのURLから

       

松井証券で手順が分からない場合は、こちらを参照してください。

楽天証券で手順が分からない場合は、こちらを参照してください。

銘柄の見方・選び方(スマホアプリの使い方:楽天証券)

口座が開設できたら銘柄を検索しましょう。今回は「すき家」の優待を例に検索します。まずは、銘柄:その会社名を正しく知りましょう。すき家はどの会社が展開しているかまずはググり(←古い??ネットで検索)ます。そうするとゼンショーホールディングスということが分かりますので、そこからスタートです。楽天証券ではiSPEEDというアプリを利用します。スマホにインストールして起動し、ログインします。

株式取引 アプリ

銘柄の検索

下の方にあるメニューから「検索」をタップします。

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iSPEED 銘柄検索

検索したい銘柄(会社名)を虫眼鏡マークのところに入力し、検索を行ないます。なお、ここで検索しても会社名が出てこない場合は、文字を間違えて入力している、会社名が違う、上場していない可能性もありますので、別途調べてみるか諦めましょう。

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iSPEED 銘柄検索

銘柄をタップして詳細情報を表示します。ここで押さえておきたいのは、株価と売買単元です。株価はこの画面では、2,698と赤字で書かれている部分です。ここの赤字と緑字はあまり気にしないでください。最後の取引きで直前の金額から上がった場合は赤字、下がった場合は緑字となっています。売買単元というのは、その銘柄を購入するための最低株数となります。ここでは100と記載されていますので、取引ができる最低数量が100株となりますので、株価に100を掛けて、現時点の株価の場合、購入するには最低でも269,800円が必要となります。細かい数字は大変なので、この後の説明では27万円として説明を進めます。

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銘柄情報の見方とポイント

色々と見るべきところがあり、調べても調べてもこの銘柄で良いのか迷うかと思います。ヨッピーノなりの優待目的で株を買う際の見るべきポイントを説明します。

まずは、株主優待の内容と時期。画面で株主優待をタップします。ゼンショーの場合は、権利確定日が3月末と9月末となっています。新しい言葉が出てきました。株は購入してその場ですぐに自分の権利が発生するのではなく、株主名簿に自分の名前が記載されて初めてその権利を有することとなります。権利確定日は、株式の購入から4営業日後(取引の日を含む)となります。そのため、株主優待が欲しい場合は、余裕を見て権利確定日の5営業日前までに購入した方が良いでしょう。

また、ゼンショーの場合の優待は、すき家、なか卯、ココス、ジョリーパスタ、はま寿司、オリーブの丘、ビッグボーイ、牛庵等の店舗が使用でき、100株(1単元)を持っていると500円券が2枚、1,000円分が入手できます。27万円かけて1,000円が年に2回で、仮にお金だとした場合の利益率に置き換えると0.74%となります。

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資産運用 株主優待

続いて、配当を見ていきましょう。四季報をタップし、画面を下の方にスクロールすると配当と書かれた場所があります。ゼンショーの場合は、毎年9月と3月の年に2回配当を行なっているようです。年月の後に「予」と記載されているのは「予定」です。金額を見ますと10円となっていますが、これは1株あたりですので、単元で考えると100株ですので、1,000円です。配当の場合はここに約20%の税金がかかりますので、約800円ですね。年に2回で利益率としては、0.59%です。優待と合わせて、1.33%の利益率となりますが、ヨッピーノの場合、この利益率だと魅力を感じなくなります。もちろん優待が全てではありませんので、その会社を応援したい場合は、是非その会社の株を持って、保有し続けてください。

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資産運用 配当

とはいいつつ、買う前提として、続いて経営状況を簡単に見ます。業績の場所までスクロールし、直近2・3年と来年度までの予定を見ます。21.3は、20年4月から21年3月までの業績を表しており、経常利益(最終的な利益)がプラスとなっています。外食産業で頑張っているゼンショーの場合、コロナの影響が直撃したと思いますが、その中でも利益を出しているのは素晴らしいと思います。数字的にも安心感があると考えます。

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資産運用 詳細情報

続いて、チャートをタップします。ここで重要なのは、日足、週足、月足となります。まずは月足を見ますと折れ線グラフが上がって、2020年最初の方に下がっていますがこれはコロナの影響ですね。その後順調に株価を上げ、3,000円を超えています。週足に目を移すと2021年4月に3,100円辺りまで上がった後2,600円を切るまで下げています。何故4月をきっかけに下げたのか考えてみると3月末は優待と配当の確定月ですね。両方を受け取った後下げているのではないかということが想像できます。そのような見方をすると10月に入っても下げてますね。その後日足を見るとオミクロン株発見のタイミングで下げた後、どうやらここ最近盛り返しているようにも見えます。ということは今後コロナのなんらかのニュースがあれば下げ、何もなければ3月をピークに上がるのではないかということが分かります。
ヨッピーノの頭の中では、短期での購入がありなのではということが頭をよぎりました。なお、優待のタイミングで下げる株は、個人投資家(皆さんのような方)が多いことが影響していると考えます。チャートは色々なことを教えてくれます。他にもチャートの見方が色々とあるのですが、それはまた後日紹介します。

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株式投資 チャート

今回はここまでとします。まずは、このスーパーの優待はどうなっているのかやホームセンター、百貨店、映画館等、自分自身の生活圏にある会社の銘柄を見てみましょう。そうすると生活をする中でも世の中の見え方が変わるかもしれません。

次回は、株の購入方法・・・

 

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