主婦におすすめ資産運用：株式投資編　その２　株の購入方法（楽天証券:iSPEEDを用いた説明）

前回、銘柄の探し方と銘柄の情報の見方を記載しました。今回は、実際の株の売買の方法を説明します。

※ここで記載している投資は全て元本割れリスクがあります。投資は自己責任！！

株式投資での【用語】

●信用取引とは

現金もしくは株式を証券会社から借りて取引を行う手法。現金を借りる場合は単なる借金ですね。株式を借りるとは、証券会社から株を借りて、売ることから始めて、株価が下がった時に株を買って証券会社に返すこととなります。このメリットとしては、通常株式を買って、持っている株式を売ることで損益がでますが、値下がりしそうな株を先に売って、値下がりしたタイミングで買い戻すことで利益を得ることができるため、値幅での利益を出す投資方法を行っている場合、単純に株が上がるか下がるかを予想し、取引するタイミングを増やすメリットがあります。
一方で借りることになりますため、条件がいくつかあります。
【信用取引の条件】
・保証金：保証金として借りる現金もしくは株の時価の30%の保証金が必要（現物株式で30%でも良い場合があります）となります。そのため、株を借りている場合、値上がりすると保証金額を増やす必要が出てきて、保証金が不足すると追証（おいしょう：保証金の追加）が必要となります。追証は期限（通常は追証が必要となった翌営業日の18時）までに保証金を追加できない場合、強制的に株を買って返すことになりますため、損が確定します。なお、お金を借りる場合はその株を買った金額がリスクの上限となりますが、株を借りる場合は青天井となりますのでご注意ください。
・金利：金利が年１～４％かかります。
・返済期限：最大6ヶ月となると認識しておりますが、これは証券会社毎に色々なルールがありますので、万が一信用取引をしたいと考えた場合は証券会社のHPできちんと確認してください。
※ここまで説明を記載してきましたが、当ブログをご覧の皆様には信用取引を行なってほしくないです。世の中の動きは予想外の動きをすることが多いため、自分は大丈夫と思っている人こそ失敗しますので・・・

●指値とは、成行とは

指値（さしね）とは、株式を売買する時に株価を指定する方法。成行（なりゆき）とは株式を売買する時に株価を指定せず、取引できるタイミングで売買を行なう方法。指値は予定していた金額で株の売買をすることができますが取引相手が見つからない場合、取引が成立しないことが起こり得ます。一方で成行はストップ高やストップ安で需要と供給のバランスが取れない時や証券取引所から取引停止処置がされていない限りは取引が成立しますが、予想外の株価で取引が成立する場合があるので注意が必要です。
なお、優待目的で株を購入する時、ヨッピーノの場合は成行で買っています。

       

株の売買方法（楽天証券：iSPEEDを用いた説明）

前回銘柄の検索を行ないましたので、実際に購入します。今回も楽天証券のiSPEEDを利用します。

銘柄のお気に入り登録

購入したい銘柄や購入する会社の競合会社等はお気に入りに登録してすぐに確認できるようにし、情報を定期的にチェックすることによって、値動きのクセ等が分かる場合があります。まずは、お気に入り登録の方法を説明します。
下の方にあるメニューから「検索」をタップします。

検索したい銘柄（会社名）を虫眼鏡マークのところに入力し、検索を行ないます。

「★」印をタップします。

登録したいお気に入りページをタップします。今回は「お気に入りページ４」を選択します。

お気に入りの確認をする際は、下のメニューから「お気に入り」をタップ後、画面下の方にある「●」印の位置で左から１，２，３・・・となっていますので、今回登録した４ページ目を表示するために画面を左側にスライドします。

銘柄の購入（現物買い）

では実際に株を購入しましょう。銘柄の詳細画面に入り、右上にある「注文」ボタンをタップします。
※優待目的の場合は権利確定日を意識して権利確定日の5営業日前までに購入しましょう。ただし、優待目的で購入する場合は、確定日の直前は株価が上がっているタイミングが多いため、株価の差で損をする可能性が高いため注意しましょう。

「現物買い」をタップします。
現物買いとは、口座に入っているお金（現金）のみで株を購入する方法です。

数量を「＋」や「ー」をタップし、選択します。ここでは100株となっていますが、こちらの「＋」や「ー」は自動で売買単元（最低取引数量）で数量を増減できます。
価格は、「指値」もしくは「成行」を選択します。今回は本日中に買いたいので成行を選択しています。
執行条件は、成行の場合は当日中に取引成立することがほとんどですので意識する必要はないですが、「指値」の場合は、その注文を有効とする期間を選択します。ここで指定した有効期限を超えると注文は自動で取り消されます。
口座区分は、「特定」を選びましょう。自分で取引履歴を全て集計する場合は別ですが・・・

※「成行」注文で取引時間（9:00～11:30、12:30～15:00）の場合は、注文後、取り消すことが難しいのでご注意ください。

「取引暗証番号」数字を入力します。
確認画面はヨッピーノの場合「省略する」にしています。
「注文する」をタップします。

注文完了画面に遷移し、注文完了です

注文の取消

誤って注文した場合や、状況が変わった場合に注文の取消をしたい場合があると思います。その場合に取消ができますので説明します。なお、取引時間中に成行注文をしている場合は取消できない可能性が高いためご注意ください。

下のメニューから「注文」をタップし、「注文紹介・訂正・取消」をタップします。

取消をしたい注文をタップします。

「取消注文」をタップします。

内容を確認後、「取引暗証番号」数字を入力、「注文する」をタップします。

注文完了画面に遷移し、注文完了です

以上が株の購入方法から注文の取消方法となります。

次回は、株の売却方法・・・

       

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