退院時の説明
前回退院と帰宅当日まで記載しましたが、説明で触れていないことがあったので、ここで記載します。まずは、頚椎カラーが不要と言われたと前回記載しましたが、以下のような紙を受け取り、読むようにとのことで、入院中に読んでいました。
まずは頚椎カラーについて。頚椎カラーの必要性として、今回手術で入れた人工椎間板が頚椎とくっつくのに半年から1年かかるとのことです。くっつくことをこちらは「融合」と書いていますが、「癒合」?医療関係者以外分かりづらいから「融合」と書いているのかなと?マークがいっぱい頭の中で浮かびながら読んでいました。ちなみに癒合は骨粗鬆症の治験を行なっていた時に先生が話題にしていた。架橋形成と言って、椎体の一部が椎間板を通り越して、骨どおしがいくつもくっついたとこのろの表現をするときに椎体癒合なのか、癒合の意味には本来の状態に戻るという意味があるから「癒」という字は不適切で、「融合」なのかという議論をしていたことがあった。結果として、細胞の自己回復が違う方向に進んでくっついたことだから「癒合」でいいのじゃないかという結論に達したと記憶している。治験で目の前で評価をしているのを見ていると時にこのように医学生の教科書にのるようなことが展開されるのが、嬉しかった。なお、ヨッピーノは一番経験しているのがリンパ腫なので、CTとPETの画像を見る目にはけっこう自信があります。CTやPETの原理については今度触れたいなと思います。
話は戻り、頚椎カラーは2週間~1ヶ月着用すると書かれていますが、ヨッピーノの場合、手術2日後には外して良いとのことでしたので、気にしなくてもいいのだなと思いました。どうしてもX JapanのYOSHIKIと同じ手術で、YOSHIKIはずっとカラーをしているイメージがあったから、本当に早く外せてよかったです。もしかしたら、YOSHIKIの場合は、複数の人工椎間板が必要だったからなのかな?と思っております。
続いて、姿勢に関する注意。下向きの姿勢は気を付けましょうと。言われてみるとこの紙に書かれているような姿勢ばかりしていますね。肩凝りの症状は2週間程度から2ヶ月と書かれていますが、ヨッピーノは3週間経っても軽減しているものの肩凝りはひどいです。
そして、中腰の姿勢を減らしたり、重いものを持たないようにとのことでしたが、重いものの定義が2kg以上だったとは・・・退院当日に14kgある次男を抱っこして帰りましたが・・・
座りっぱなしはリハビリの人にも言われたけど、ここでも1時間に1回は休憩しましょうと言われています。リハビリの人からは、30分に一回立って座るだけでも座り直した時に重心の位置が変わるから体への負担が軽減されると説明されました。
喫煙は控えた方がとのことですが、飲酒は過度にならなければよさそうです。あっ、ただ、薬の方では控えてくださいと説明されています。普通に飲んでますが・・・
入浴や車の運転も退院の時にO.K.と言われているので、普通に風呂に入っていまし、車の運転もしています。
気になる点は医師に確認しましょうとのことでしたが、本当に知りたいのはここに書かれている点ですよね。でも、それは術後の経過が影響するので、退院するタイミングまで分からないのです。仕事については、一般的にはどの程度大丈夫かは手術前から聞いていました。一応、手術翌日でも事務作業はできる人もいるということ、退院後も事務仕事なら出社もという話はありましたが、できれば1・2週間は出社しない方が良いということでもありました。
ヨッピーノの場合は、退院後1週間は本当に肩凝りのような症状が酷かったので、出社しない方が良いと思いました。しょっちゅう席を立つことになったと思います。
退院後の日常生活
ここまで以下の内容を先取りした内容も記載していましたが、退院後の日常についていかに記載します。
12/15 ~頚椎人工椎間板置換術~ 退院翌日
在宅勤務開始。朝から首、肩、肩甲骨のところに湿布を5枚貼って準備万端。9割くらいが打合せだったが、やはりずっと座っていると首と肩回りが痛い。座って話しながら肩を回して凝りをほぐすようにしていた。
薬が増えていたのが影響したのか、夜はすごく眠く、20時には寝てしまいました。
12/19 退院5日後(頚椎人工椎間板置換術 術後11日)
首から肩甲骨の周りがすごく痛い。そして、記憶障害がすごい・・・在宅勤務で3階で作業をしていて、何かをしようと2階に下りて、何をしようと思ったのかを忘れてというのが3回くらいあった。薬の影響だと思われる、集中力の欠如と眠さ(ダルくはない)が大きいです。打合せをしていても話が頭に入ってこないシーンが何度もあった。特に話を聞いて頭の中での組み立てが難しく感じる。。。傷口はけっこうきれいになっています。普段はマイクロポア メディカルテープを貼って傷はほとんど分からない状態です。
12/21 退院7日後(頚椎人工椎間板置換術 術後13日)
朝からくしゃみが止まらず、鼻水も微量が止まらない・・たまらずタリオンを飲んで、1時間後くらいに落ち着いた。鼻中隔彎曲症(下鼻甲介)の手術をして以来、花粉症?アレルギー症状がこんなに強く出るのは初めてな気がします。
退院後初の診察 16:10頃について16:12頃に診察が終わった。貼っているマイクロポア メディカルテープをとり、傷の様子を見て、問題なさそうとのこと。テープをはがした時にかさぶたが一緒にはがれ血が出ているが、はがれたら絆創膏を貼れば良いとのこと。
12/22 退院8日後(頚椎人工椎間板置換術 術後14日)
昨日と同様に少しアレルギー症状が。タリオンを飲んで抑えました。
寝違えたように左の肩甲骨のところがすごく痛かった。湿布を一日中貼っていた。3日前と同じだが、仕事で打合せをしている時に集中力がなく、頭の中で話の組み立てができなくなるシーンが散見された。メインで話をしているのに会社の人に申し訳なかった・・・
寝る時に左の肩甲骨辺りが少し腫れていたので、湿布を2枚貼って寝た。
12/23 退院9日後(頚椎人工椎間板置換術 術後15日)
肩甲骨のところは湿布(モーラステープ)でだいぶ良くなった。今日は2日前と同じくらい強くアレルギー症状が出た。長時間電車に乗る日なのに・・・電車に乗って30分ほどつらかったけど、タリオン効果は服用してから1時間程度でよく効くような気がします。
12/24 退院10日後(頚椎人工椎間板置換術 術後16日)
12/25 退院11日後(頚椎人工椎間板置換術 術後17日)
傷口もだいぶ落ち着いてきました。普段はよくないのかもしれませんが、バンドエイドのキズパワーパッドを貼っています。キズパワーパッドだと貼っていることも目立たないので良いです。なお、肩回りは痛い時に湿布を貼るようにしているが、毎日は必要なくなってきました。
12/28 退院14日後(頚椎人工椎間板置換術 術後20日)
シャワー後に絆創膏を外してみたけど、やはりまだ一部で膿が出ているようで、またキズパワーパッドを貼ることに。なかなか完全に絆創膏が不要とは言えないです。
12/29 退院15日後(頚椎人工椎間板置換術 術後21日)
仕事中も思わず座りっぱなしになりますが、湿布を貼るまでには至っていないです。傷口は変化がないような・・・一部の膿の出方が止まらないので、普通のカットバンを貼って寝ました。
12/30 退院16日後(頚椎人工椎間板置換術 術後22日)
朝起きるとこんな感じで、血が染み出たような感じになっていました。そして、普通のカットバン(地域によって言い方違うので、一応ヨッピーノが使い慣れたカットバンという言葉を使いますが、バンドエイドだったり、リバテープ、キズバン、サビオ等、あるようです。あっ、幼少期はバンドエイドと呼んでいました)をつけていると擦れたような痛みがあります。このままにすべきか、またキズパワーパッドに戻すか悩みどころです。キズパワーパッドの仕組みからすると体液が出ている時は効果を発揮すると考えられますので。
キズパワーパットの話がありましたので、子供の時の常識と違うという話を一つ。今は、子供がこけて擦り傷になった時に消毒をして乾かすということはおススメできないという考え方があるようです。消毒するとばい菌も消失しますが、傷を治そうとする菌も殺してしまうため、毒となる菌のほとんどは傷口表面にいるため、水道水で傷口を流して、傷口が乾かないように処置をする。傷口が乾くとかさぶたができますが、かさぶた自体が新しい皮膚の生成を阻害しているため、傷口が膿まないようにすることに気を付けて傷を治すようです。その典型がキズパワーパットとなります。
(傷口が乾くと跡にもなりやすいようです)
次回は、頚椎ヘルニアの頚椎人工椎間板置換術術後1ヶ月・・・
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